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第0426日目 〈列王記下第19章:〈センナケリブの攻撃〉2/2〉 [列王記・下]

 列王記下第19章です。

 王下19:1-37〈センナケリブの攻撃〉2/2
 ヒゼキヤ王はアッシリアのラブ・シャケの言葉を聞くと宮廷長、書記官と祭司の長老たちに粗布を纏わせ、彼らを預言者イザヤの許へ遣わした。
 対アッシリア反撃の準備は整ったが遂行できず焦燥する(王下19:3「胎児は産道に達したが、これを生み出す力がない」)ヒゼキヤは、預言者に斯く願った。
 アッシリアの使節ラブ・シャケの言葉、その冒瀆の言葉を主も聞かれたことであろう。どうかアモツの子イザヤ、預言者イザヤよ、ユダのため主に祈ってほしい、と。
 イザヤは粗布を纏った王の使者たちに、主の言葉を告げてヒゼキヤへ伝えるよういった。主は斯くいひき、とイザヤはいう、
 アッシリアの虚言に耳を傾ける事勿れ、私はアッシリア王センナケリブのなかに霊を贈り、噂によって彼とその軍隊を撤退させ果ての地で彼を謀殺させる、と。
 その頃、アッシリアはラキシュを発ち、エジプトの進軍を阻むため旧ペリシテとの国境近くにある町リブナを攻撃中であった。エルサレムをあとにしたラブ・シャケはその地で王と合流した。
 そんな折、クシュ(現在のエチオピア)の王ティルハカが対アッシリアの軍を進めているという報せがもたらされた。
 アッシリア王センナケリブはユダへ再び使者を出し、降伏勧告をした。
 ユダ王ヒゼキヤは主の神殿へ上り、主の前で祈った。「主よ、耳を傾けて聞いてください。主よ、目を開いて御覧ください。(中略)わたしたちの神、主よ、どうか今わたしたちを彼の手から救い、地上のすべての王国が、あなただけが主なる神であることを知るに至らせてください。」(王下19:16,19)
 預言者イザヤはヒゼキヤ王に使者を遣わした。
 ━━主はセンナケリブに斯く告げ給ふ、
 わたしはもうずっと以前から計画を立てていた、お前はわたしの傀儡となってそれを実行したのだ、と。
 お前が如何に行動し、怒り、わたしは驕っているかも知っている、と。
 「わたしはお前の鼻に鉤をかけ/口にくつわをはめ/お前が来た道を通って帰ってゆくようにする。」(王下19:28)
 イザヤは続ける、今度はユダに、ヒゼキヤに。主はユダに対してしるしを示す、そして、━━
 「エルサレムから残った者が、シオンの山から難を免れた者が現れ出る。万軍の主の熱情がこれを成就される。」(王下19:31)
 「わたしはこの都を守り抜いて救う。わたし自らのために、わが僕ダビデのために。」(王下19:34)

 その晩のことである。アッシリアの陣中で185,000人の兵が討たれて倒れた。主の御使いがこれを為したのである。
 センナケリブはユダから撤退し、アッシリアの首都ニネベに戻った。自分たちの神ニスロクの神殿にて礼拝中、王は息子2人の剣にかかって死んだ。
 その後継は末子エサル・ハドン。彼は父を殺めた兄2人とその勢力を一掃した。

 昨日に続いて数日うんうん唸り呻吟したノートを、無事公開できたことを感謝します。
 本当に何十回読んだのだろう……。でも、或る時突然目の前が、ぱーっ、と開けたときの感動は、なかなか忘れられません。
 そうしたあとで胸底まで震えた文言が、引用箇所:━━
 「エルサレムから残った者が、シオンの山から難を免れた者が現れ出る。万軍の主の熱情がこれを成就される。」
 ……噛みしめる程にそのすごさがわかる一節とえいます。ぴたっ、と皮膚感覚で理解されたとき、思わず体が震え、魂がおののくと共に、抑えきれぬ興奮を覚えたっ!!
 さて、エルサレム陥落・ユダ滅亡の危機は取り敢えず去りました。単に延命しただけは雖も。
 さりながらやがて遠からぬ日に、再びユダは脅威にさらされるのです。その場面で他ならぬ自分が、崩壊の手引きをする羽目にあることを、ヒゼキヤ王は知りません。



 以前図書館でコピーして袋に詰めたままだった書評家〈狐〉こと山村修氏の刊行本未収録文を、読んでいました。
 それにつけても思うのは、これ程に腰が据わり居住まいのきちんとした書評家は、いったい未来に現れ出るのだろうか、ということ━━。
 あまりに早い、早すぎる逝去が悔やまれます……! 嗚呼。◆

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