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第1746日目 〈シラ書第27章2/3:〈言葉と心の思い〉、〈真実〉他〉 [シラ書〔集会の書〕]

 シラ書第27章2/3です。

 シラ27:4-7〈言葉と心の思い〉
 人の欠点は会話のさなかに現れる。
 話をすれば、相手がどのような人間かわかる。短所や欠点が自ずと見えてくるだろう。
 言葉。それは相手を量る試金石である。

 シラ27:8-10〈真実〉
 正しくあろうと努める者はかならず報われる。真実はそれを行う者のもとへ来る。
 罪は不正を志す者を待ち伏せる。
 信仰深い人の話のそこかしこに知恵が宿る。斯様な人とは長く一緒の時を過ごすように。

 シラ27:11-15〈愚か者の話〉
 愚か者の無駄口は聞く者に不快だ。かれらの語りはみだらで猥雑、不法な内容に満ちている。
 むやみに人を呪う者の話には身の毛がよだつ。総毛立つ。かれらの諍いには耳を覆いたい。

 シラ27:16-21〈秘密を漏らすこと〉
 誰かの抱える秘密をもたらす者は世人の信用を失う。心を許しあう友を持つこともない。
 お前は友人を愛して、かれを信じて、交わりを結べ。が、一度かれの秘密を漏らしたりしたら、もうかれの後ろを追ったり、交わり続けることをやめよ。
 「傷は包帯で手当てでき、/侮蔑には仲直りの道がある。/しかし、秘密を漏らせばもう望みはない。」(シラ27:21)

 シラ27:22-29〈偽善的行為〉
 こんな者がいる。あなたの前でお世辞をいい、大仰に感嘆してみせる者。こうした輩を信用するな。陰ではまったく別のことをいい、お前が口にした言葉を都合の良いようにつなぎ合わせ、お前を陥れようと巧妙な罠を仕掛けているからだ。
 わたしイエススはこんな奴がいちばん嫌いだ。主もまた同じであろう。
 悪事を働けば自分の身に返ってくる。が、奴はそれがなにゆえのことか、知るところがない。
 「傲慢な者は他人を軽蔑し、非難するが。/復讐が獅子のように待ち伏せる。/信仰深い人の苦境を喜ぶ者は罠にかかり、/死ぬ前に苦悩にさいなまされるであろう。」(シラ27:28-29)

 ここから先、しばらくこのような短い内容のものが続く。新たに提示される内容ではなく、これまでも断片的に語られてきた。
 「シラ書」後半では、エノクから大祭司シモンに至るまでのイスラエルの父祖たちと共にあった知恵の歴史が語られることになる。知恵の歴史に至る前に生活の諸相に於ける知恵の在処の総決算的意味合いを持つのが、本章から始まる掌編パートである。
 が、知恵とはいうても、この掌編パートを構成するどれもが、性格的には箴言に近しいものと読める。ノートも短くなりがちな予想がいまから立てられる。量と質を維持してゆくのも難しそうで、やや惰性に傾く可能性もないではないが、まぁ、ゆるゆると書いてゆこう。
 本日読んだところでは、〈秘密を漏らすこと〉と〈偽善的行為〉が自身に引き添えて考えることのできたところでしたね。



 『サンリオSF文庫総解説』の感想は書き終わった。次は『SFマガジン』ディック特集号の感想ですね。そんな風にいわれて、なんとなくその気になる。◆

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