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第1748日目 〈シラ書第29章:〈貸し付けと返済〉、〈貧しさと自尊心〉他with晴れた日を選んで、買い物に行こう;予算は〆て約12万円也。〉 [シラ書〔集会の書〕]

 シラ書第29章です。

 シラ29:1-7〈貸し付けと返済〉
 もし隣人がお金に困っていたら、あなたはお金を貸してあげなさい。援助の手を差し伸べるあなたは掟を守る人。あなたが隣人からお金を借りたときは、期限内にかならず返しなさい。
 あなたは、約束をちゃんと守り、相手には誠実でいなさい。そうすれば、あなたの必要はいつでも満たされる。
 斯様な人たちばかりなら良いのだが、世間の多くの人たちは借りたお金を自分のお金と勘違いする傾向がある。つまりそれは、お金を貸してくれた人たちへ迷惑をかけることでもある。
 借金する人々は、お金を貸してくれるまで相手について、おべっかとお世辞、お愛想、ごますり、おだて、訴えかけを巧みに繰り出す。が、いちどお金を手にしてしまえば、返済の期日の約束は無視し、達者な言い訳を口にし、なかなか借りたものを返そうとしない。
 たとい返済がされたとしても、それは全額ではなく精々が半分だ。貸主は自分のお金を騙し取られたも同然。一部と雖も返済がされただけで幸運だったと思うた方が、気も楽であろう。
 「多くの人が貸すことを断るのは、悪意ではない。/むざむざ奪い取られることが分かっているからだ。」(シラ29:7)

 シラ29:8-13〈施し〉
 貧者には寛容であれ。主の掟に従い、援助の手を差し伸べよ。困っている貧しい者を見捨てるな。両親と兄弟、真実友なる人のために(のみ)お金を使え。
 お金は福。福を惜しまず福を分けよ。施しは敵と戦うときの武器になる。
 「いと高き方の掟に従って、富を積め。/それは黄金よりもはるかにお前のためになる。/施しをお前の倉に蓄えておけ。/それはお前をあらゆる災難から救ってくれる。」(シラ29:11-12)

 シラ29:14-20〈保証〉
 恥知らず、恩知らずは保証人になってくれた善意の人を見捨てる。なんということだろう! 被保証人は保証人の恩を忘れてはならぬ、かれはお前のために己を賭けたのだから。
 罪深き者は保証人の財産を喰い潰す。保証人を引き受けた人の多くが没落して、世間の波に翻弄されたのは奴らのせいだ。権勢ある人が家を失い、国から国へと流浪することになったのも、奴らのせいだ。
 また逆に、罪深き者が保証人を引き受けたら、奴はかならず利益を貪ることだろう。すると奴はかならず裁きを受ける者となる。
 「お前は力に応じて隣人を援助し、/危ない目に遭わぬよう注意せよ。」(シラ29:20)

 シラ29:21-28〈貧しさと自尊心〉
 「生活に欠かせないものは、水と食物と衣類、/それに、私生活を守る家である。/貧しくとも、梁がむき出しの家で暮らすのは、/他人の家で豪華な食事をするよりましである。」(シラ29:21-22)
 他人の家へ居候する身になるな。自分を貶めるだけだ。他人から軽蔑され、侮辱され、誇りを踏みにじられるばかりだ。貧しくとも、物が少なくとも、自分の家を持て。それは、あなたを守る砦である。

 自身の生活に結び付く話題が続くだけに、このあたりの章は他にもましてじっくり読んだことである。本章に於いては〈貸し付けと返済〉と〈貧しさと自尊心〉を、特に。サミュエル・スマイルズやカール・ヒルティらの著作を読むのと同じぐらいの姿勢で読書に臨んだ──と、本当のところを告白したら、きっと一笑に付されることだろう。
 しかし、実際そうなのだ。やはり人は自分にかかわりある点については敏感に反応し、関心を示す。読書はそれがいちばん如実になる行為である。先に挙げた2項を読み得ただけでも、本章を繙いた価値があるというものだ。
 借金に苦しめられた経験を持つわたくしは、貧しくとも自分を守るための家を持て、という言葉に心の底から共鳴する。そのためのお金の活かし方も、本章は遠回しに説いている。今後、たびたび読み返すことになりそうだ。



 購入、ということについて。購入するリュックは概ね決まった。購入するタブレットはほぼ決まった。あとはお金の算段である。これらは、生活の変化が要請した買い物。ゆえにこれを散在というのは当たらない。贅沢というのも的外れ。いまのわたくしにとって、L.L.Beanのリュックも、iPad miniも、必要なのだ。
 リュックはともかく、タブレットまでが必要? そんな疑問が呈されるのが聞こえる。わたくしもそれについては何度も自問した。いまなお明らかな回答は出せないでいる。が、こうして外で原稿を書いていたり、お散歩しているときの折々に、「あ、こんな場面でタブレットが使えたら便利だな」と思うことがずいぶんとあった。MBAを取り出すまでもないが、iPhoneではチト役不足と思えるとき。そ、そんなときはiPadにご登場願うしかないでしょう? ね?
 ──斯様な次第で(ん)わたくしはリュックの他、iPad miniという名のタブレットの購入を決めた。わたくしの背中を押したのは、年内に予定している旅行である。今年の春の旅行の際も買うか迷ったのだが、結局そのときは見送った。が、今度は前回以上には本気だ。実現可能性の高い購入検討である、ということ。正直なところ、プリンタも買う必要があるのだが、現時点に於いてプライオリティはタブレットの方がやや上。これは仕方のないところである。
 間もなく新型iPadの発表も予定されているそうだが、これは今回のiPad購入検討にこれといった影響を与える様子はない。ほっと一息。
 今月後半、たっぷりもらえた休みの日のどこかで、リュックとタブレットを買いに街へ出掛けよう。晴れた日を選んで、買い物に行こう。リュックとタブレット、合計して約12万円也。ふむ。ふむ、……。◆