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第0404日目 〈列王記下第1章:〈エリヤとイスラエルの王アハズヤ〉〉 [列王記・下]

 列王記下第1章です。

 王下1:1-18〈エリヤとイスラエルの王アハズヤ〉
 北王国イスラエルの王アハズヤは、王宮の屋上から転落して床に伏せる身となった。エクロンの神バアル・ゼブブに治るや否やを伺う使者が立てられた。が、死者は途中で預言者にして神の人エリヤに会い、目的を果たさぬまま帰還した。
 エリヤを自分の許に召すため、王は50人隊の長とその部下50人を二度に渡って派遣したが、天から降ってきた火に焼き尽くされて彼ら(102人)は死んだ。
 第三次派遣団の長は、ひざまずいて懇願した。私と私の部下50人の命を助けてほしい、と。どうか王の許へ来ていただきたい、と。主の御使いが、共に行け、と告げたので、エリヤは彼らと一緒に山を下り、床に伏している王の傍らに立った。
 エリヤは王にこういった、━━
 「主はこう言われる。『あなたはエクロンの神バアル・ゼブブに尋ねようとして使者を遣わしたが、それはイスラエルにその言葉を求めることのできる神はいないということか。それゆえあなたは上った寝台から降りることはない。あなたは必ず死ぬ。』」(王下1:16)
 果たしてそれは現実となった。
 アハズヤ王の事績は『イスラエルの王の歴代誌』に記されている。
 崩御して後はアハブ前王の子、アハズヤ王の兄弟ヨラムが次王となった(アハズヤ王には子供がなかったためである)。

 この王下1は、王下3につながる2つの記述に、実は挟まれています。それはどういじってもノートの調子を乱すので、敢えて省きここに補記させていただきます。
 王下1:1)塩の海(死海)東岸一帯のモアブがイスラエルに反旗を翻した。
 王下1:17)イスラエルにヨラム新王が即位したのは南王国ユダがヨラム王第2年の出来事。王下3:1では、イスラエル王ヨラムの即位はユダがヨシャファト王第18年の出来事である、と教えます。ここから申し上げられるのは、南王国ユダはヨシャファト王第17年から(なんらかの事情により)、ヨシャファトとヨラムが共同統治を実行していた、ということです。
 この時代、北王国イスラエルと南王国ユダの王は同じ名前なので、いま自分が読んでいるのがどちらの国の話なのか、常に確認していることが必要になります。



 勇気! 希望! 諦めない心! へこたれない精神!◆

第0403日目 〈「列王記下」前夜〉 [列王記・下]

 明日から「列王記・下」に入ります。
 サウル-ダビデ-ソロモンによって統治されたイスラエルが、北王国と南王国に分裂した経緯とその後が「列王記・上」で語られました。ソロモン王の背信が主の怒りを招き、ヤロブアムを立てて王国は分裂させられたのでした。
 南王国ユダは“ダビデの家”の者が代々王位を継承して悠希、北王国イスラエルはヤロブアム以後代々王朝は交代し最後にアハズヤが紹介されて、「列王記・上」の幕が閉じられました。
 「列王記・下」はそのアハズヤ王の死と預言者エリヤが天に上げられる場面で幕を開き、やがて北王国イスラエルの王都サマリア、続けて南王国ユダの王都エルサレムが陥落して滅亡へ至るまでのさまざまなエピソードで構成される、歴史書のなかで最も波乱とドラマ性に満ちた一書といえます。
 それでは明日から、ノートを通して「列王記・下」の世界を一緒に歩きましょう。◆
タグ:列王記・下
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